Science(科学)

フェイスシールドは、飛沫の拡散を防止できない可能性

COVID-19パンデミックは、世界中の日常生活のあらゆる側面に深く影響し、世界中で感染症が急増している。
このような情勢において、フェイスシールドは、感染した可能性のある着用者から他者を保護する効果的な手段の1つとして広く受け入られ、そのニーズが着実に高まっている。
しかし同時に、人々が通常のマスクをフェイスシールドで置き換えりする傾向も高まっている。

AIP Publishingにおいて、フェイスシールドなどを着用時の飛沫拡散を視覚化した研究結果が9月1日に発表された。

Image by AIP Publishing
(Author:Siddhartha Vema, Manhar Dhanak, John Frankenfield)

研究結果によると、フェイスシールドは飛沫前方への前方への動きをある程度妨げると推測している。
しかし、吐き出されてエアロゾル化した飛沫は、比較的簡単にフェイスシールドの周りを移動し、時間の経過とともに広範囲に分散する可能性があり、同様に後方にも広がる可能性もあるとのこと。
このため、研究者は、フェイスシールドが通常のフェイスマスクほど効果的でない可能性を示唆している。また、バルブ付のマスクも同様であるとしている。


最近、テレビなどで、さらに保護面積が小さい透明なフェイスシールドを着用するタレントや政治家を多く見かける。
受動喫煙の副流煙と同様に、当人は無自覚だが、周囲の人にとっては健康を害する恐れがあり、たまったもんじゃない。

少なくとも自分は、マスクをしようと思う。

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