Health and Medical(健康・医療)

多くの動物が新型コロナウイルスに対して脆弱である可能性

新型コロナウイルスは、全世界で何百万人もの健康と生命を脅かすパンデミックを引き起こしている。

Image by pixabay

新型コロナウイルスの人への感染は、人の細胞の表面にある受容体たんぱく質(ACE2受容体)である25種のアミノ酸に結合した後、細胞と融合することで引き起こされる。
しかし、新型コロナウイルスの感染は、人だけに限らない

アメリカの研究チームは、哺乳類・鳥・魚・爬虫類などの410種の動物のゲノムを解析を行い、対象動物のACE2受容体に人と共通するアミノ酸がいくつ含まれるかを調査した。
すなわち、人と共通する25種のアミノ酸を全て持つ生物は最も感染リスクが高く、共通するアミノ酸が少ないほどに感染リスクが少ないと予測される。
アメリカの研究チームは、この調査結果を8月21日のThe Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS)に掲載した。

この調査結果によると、新型コロナウイルスに感染しやすい可能性がある動物の約40%は、既に国際自然保護連合によって絶滅危惧種と指定されており、人からの感染に脆弱であるという。
各動物種の感染リスクの調査結果をランキング形式で簡単に要約すると、下記の通り。

  1. No.1(感染リスク最大):人・ゴリラ・チンパンジー・ボノボなどの霊長類
  2. No.2(感染リスク大) :鹿・ハムスター・イルカ・オオアリクイ
  3. No.3(感染リスク中) :猫・牛・羊・虎
  4. No.4(感染リスク低) :犬・豚・馬・象
  5. No.5(感染リスク最小):カラス・鼠・ワニ・アシカ

こうしてみると、人との接触頻度が高い動物も多くいることがわかる。
実際、厚生労働省によると、人から動物(犬・猫・虎・ライオン)へ感染した事例も確認されていると掲載されている。
しかも、絶滅危惧種も多いとは・・・動物用のN95マスクが必要か?

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