Health and Medical(健康・医療)

コロナに対するヨウ系消毒薬の優れた効果

9月17日、アメリカの研究チームは、「ポビドンヨード」の成分を含むうがい薬についての検証結果の論文をJAMA Otolaryngology-Head and Neck Surgeryに発表した。

ヨウ素系消毒薬
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研究チームは、新型コロナウイルスに対する消毒効果を、アルコール消毒薬(エタノール濃度70%)とヨウ素系消毒薬(ポヨンヨード濃度0.5%)で比較した。

その結果、比較的に濃度が薄いにも関わらず、ヨウ素系消毒薬は、なんと15秒という短い接触時間で、新型コロナウイルスを不活性化した。
これに対して、アルコール消毒薬は、15秒では完全に不活性化しなかったとのこと。

この結果より、研究チームは、例えば患者が来院する前に、ヨウ素系うがい薬で鼻うがいをすることで、飛沫やエアロゾルの拡散を介した感染拡大リスクを大幅に減少できる可能性があると指摘している。

さらに、研究チームは、ヨウ素系うがい薬を用いて、鼻の粘膜から肺に供給されるウイルス量を減らすことによって、患者の重症度を軽減できるかもしれないと結論付けている。
なお、ヨウ素系うがい薬による鼻うがいは、アレルギー・妊婦・甲状腺疾患がある人には不適であり、医師の監督の下で行うことを推奨している。

この話、最近どこかで聞いたことある話だ。
そう、8月4日に大阪府の吉村知事が、発熱のある人や医療従事者などに、ヨウ素系うがい薬の使用の励行を求める発言をした件だ。
この発言の影響により、ヨウ素系うがい薬である「イソジン」などの売り切れが多発し、「科学的ではない」などの批判がメディアから知事に集中した。

この論文は、結果として、知事の発言の信憑性を科学的にさらに裏付ける内容だ。
おや・・・吉村さん、少し「ドヤ顔」してもいいんじゃね?

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