今年4月27日、アメリカの国防総省が「未確認の空中現象」を撮影した3本のビデオを公表した。
国防総省が本来なら機密映像に相当する映像を公開するのは、異例のことだ。
以下がそのビデオである(パイロットの歓喜の声が大きいので、音量注意)。
Movie by Youtube
このアメリカにおける未知との遭遇を受け、河野防衛相は、8月にエスパー国防長官との会談を行い、日米で連携していく考えを強調していた。
そして、今年9月15日、元防衛大臣である河野太郎氏のブログに以下のような一文が掲載された。
「空中における識別不能の物体に係る報告等に関する防衛大臣指示」を以下の通りに発出しました。
我が国の防衛及び警備に影響を及ぼすおそれのある空中における識別不能の物体を確認した場合における措置について、下記のとおり実施せよ。
1 情報収集・警戒監視又は自衛隊法第84条の規定による領空侵犯に対する措置に係る任務に従事する自衛隊員が、我が国の防衛及び警備に影響を及ぼすおそれのある空中における識別不能の物体を確認した場合には、各種命令による報告に万全を期すこと。
2 前項の場合において、可能な限り写真撮影等の記録に努め、必要な分析を行うこと。
3 第1項の場合のほか、我が国の防衛及び警備に影響を及ぼすおそれのある空中における識別不能な物体に係る情報が得られた場合には、当該情報の分析を行うこと。
要約すると、「航空自衛隊がUFOに遭遇したときは、分析するから、写真等を撮って報告してね。」ということだ。
この対処方針について、個人的には、なんというか、「普通」。
「地球外知的生命体との交信を試みる」とか、
「応答が無い場合や攻撃を受けたときは、撃墜して捕獲する」とか、
「捕獲したUFOを分解して調査する」とか、
心が踊るような対処方針を期待していた。