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レストランの騒音と交通騒音は、食事を不味くする

交通量の多い道路に隣接していたり、騒がしい飲食店などでは、食事を十分に楽しめていない可能性がある。

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研究チームは、「性別・年齢・音」が食事の評価にどのような影響を与えるかを調査した。
調査方法としては、22~45歳の15人の男女(男6人・女9人)に対して、各種の音を聴きながら食事をさせ、食事後にアンケートを通じて飲食の好みを評価してもらった。
音としては、レストランの騒音・交通騒音・リラックスできる音楽の3種類の音を30~50デシベルでテストした。

そして、この調査結果をAcademia.eduに公表した。

その結果、性別・年齢・音(騒音感受性)」が食事の評価に影響を与えることがわかった。

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具体的な結果は、以下の通り。

◆音:
音の大きさに関係なく、レストランの音と交通騒音は、食事の評価を落とした。
(この理由:騒音の不快感という否定的な感情が、食べ物の知覚と相関していると考えられる)

◆性別:
女性は男性よりも食事の評価が低かった。
(この理由:一般的に、女性は同年齢の男性よりも聴覚が優れ、騒音による不快感を強く受けた可能性)

◆年齢:
年齢が高いほど、食事の評価が低かった。
(この理由:一般的に、年配者は若者よりも味覚能力が低下しているため)

研究チームは、「これらの結果は、騒音管理を通じて、より良い飲食サービスを提供するために重要な意味がある」と結論付けている。

また一方で、「リラックスできる音楽は、30デシベルで再生されると食事の評価が60%増加したが、40デシベルで再生すると食事の評価が38%減少した」という興味深い報告もしている。

「食事中に喋るな」、「食器の音をたてるな」、「そしゃく音を出すな」とか、メンドクサイことを子供の頃にシツケをされた人もいるだろう。


今まで私は、それが単なるマナーだからと深く考えずにボーっと生きてきたが、それが「味」に影響するからだったのね。昔の人の経験や知恵って凄い!

なお、さっそく私も、ヒーリング音楽を微音で流しながら静かに食事してみたが・・・味音痴の私には違いがヨクワカラナイ。

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