Health and Medical(健康・医療)

人形遊びは、性別を問わず、子供の共感力を育む

カーディフ大学の研究チームは、10月1日にFrontiers in HumanNeuroscienceへ論文発表した。

彼らは、4~8歳までの男女42人の子供が自由に動き回っているときの脳の活動を18ヶ月間観測した。

観測方法は、機能的近赤外分光分析法(fNIRS)を用いて脳の活動を可視化した。

脳の観測部位は、共感力と社会情報処理に関連する脳の領域(pSTS)を観測した

そして、子供には2種類の遊びを自由にさせた。「人形遊び」と「タブレットゲーム」だ。
詳しくは、バービーブランド関連の「人形セット(動物・家具などを含む)」もしくは「人形タブレットゲーム」で遊ばせた。

Imagge by pixabay

この比較実験の結果、子供が一人でタブレットゲームで遊んでいるときは、この脳の領域(pSTS)の活性化が著しく少ないことを発見した。

一方で、人形遊びは、子供が一人で遊んでいるときでさえ、この脳の領域(pSTS)を活性化させることを観測した。
なお、人形遊びは、男の子向けではなく女の子向けの活動として分類されることがよくあるが、脳の活動に性差は見られなかったとのこと。

つまり、子供の人形遊びは、性別や参加人数を問わず、共感力などを向上させる機会になることを科学的に証明した。

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幼少の頃、親から「ゲームは一日○時間までにしなさい」と言われて、うるさいな~っと思っていた人も多いだろう。
この研究を見ると、親の言っていたことは、結果的に正しかったようだ。

コロナ時代、子供が幼稚園や小学校へ通って友達と遊べない環境も生じるだろう。
そんなとき、バービー人形は、子供の共感力を鍛える救世主となるかもしれない

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