Science(科学)

地球よりも住みやすい惑星を24個も発見!?

地球は、生命が生存できる貴重な惑星だ。

Image by pixabay

しかし、9月18日、地球生物学者であるSchulze-Makuchらの研究チームは、地球よりも人間が住みやすい環境の惑星を発見したとAstrobiologyに論文発表した。

まず、研究チームは、地球よりも人間が住みやすい環境の惑星の条件を検討した。
研究チームは、この惑星のことを「超居住可能な惑星」と呼称している。

その超居住可能な惑星の条件は、以下の8つだ。


1◆惑星実年齢:約50~80億歳
 (理由:地熱が気温・大気組成・生物圏に影響を与えない適温に冷えているため)

2◆長寿命:K型主系列星
 (理由:太陽の寿命約100~120億年に比べ、K型主系列星は長寿命の200~700億年)

3◆大きさ:地球の1.1~1.5倍
 (理由:重力が重いので、より厚い大気を保持できるため)

4◆気温・湿度:地球よりも平均表面温度が約5℃高く、湿度も高い
 (理由:化石燃料が堆積しやすく、生物多様性も高くなる。湿度が高い方がUV保護効果も高いため)

5◆大気:酸素濃度25~30%で、残りが不活性ガス
 (理由:より高い酸素含有量が有酸素代謝の発達に重要な役割を果たすため)

6◆地形:浅い水域と群島が無数に散在する地形
 (理由:より多くの陸と海の境界面を提供し、海洋および大気循環のパターンにも影響を及ぼすため)

7◆衛星:中程度の距離にある大きな月(惑星の質量の1~10%程度)
 (理由:干潟を引き起こし、それが生命の起源に役割を果たす可能性があるため)

8◆プレートテクトニクス(大陸プレートの移動)があり、強力な保護地磁気がある
 (理由:惑星規模の栄養素のサイクルに重要。)

そして、研究チームは、現時点で存在が確認出来ている4500を超える系外惑星をこの条件でふるいにかけ、
「超居住可能な惑星」の条件の少なくとも1つを満たす惑星を24個も発見した。

さらに、このうち1個の惑星は、「超居住可能な惑星」の条件を3つも満たしており、恐らく地球よりも遥かに快適に生活できる可能性があるとのこと。

Image by pixabay

なお、これら24個の惑星は、全て100光年以上の距離にあるとのこと。

このため、発見した24個の惑星に対して、現在進行中のNASAのTESSミッションによる高精度の観測が出来ないとのこと。

なお、TESSについては、当サイト記事のこちらを参考のこと。

地球よりも快適ということは、少なくとも生物はいるかもしれない。
そして、快適な惑星が24個も見つかったのだから、1個ぐらい知的生命体の先客が居てもおかしくない。

今後の高精度の観測方法の確立に期待したいところだ。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。