Science(科学)

蚊には「味覚」があり、人は「少し塩辛くて少し甘い」ことが判明

蚊は、花の蜜などを吸って生きている。
一方で、産卵期のメスの蚊は、卵が成長するのに必要な栄養素を補充するために、血を吸う。
しかし、蜜と血液とでは、蚊が使用する針・消化管・代謝などが異なる。

このため、メスの蚊は、通常の食事で食べる甘い花の蜜などと、卵を産む前に食べる血液とを識別してから食べることが必要となる。

そこで、ロックフェラー大学のハワードヒューズ医学研究所の研究チームは、蚊が蜜と血液とを識別する方法を研究し、10月12日にNeuronへの論文発表公式HPへの掲載を行った。

まず、研究チームは、蚊が味によって2つの物質(蜜と血)を識別できるのではないかと考えた。
そして、メスの蚊は、蜜と血の味を「異なる口唇(2つの摂食モード)」を使って感知していることを発見した。
すなわち、1つ目の唇(蜜供給モード)は蜜の糖分を検出し、もう1つの唇(血液供給モード)は血液を検出するとのこと。

さらに、人間が塩味・甘味・苦味などを区別する味蕾(舌)を持っているように、メスの蚊の「針」には特定の味を感知する味覚(神経細胞)があることも発見した。

そこで、研究チームは、針の味覚の働きを見るために、神経細胞が反応すると光る蛍光タグをつけた蚊を遺伝子組み換えで作製した。
そして、蚊にさまざまな食事を与え、どの物質で神経細胞が反応する(光る)のかを調査した。

その調査の結果、蚊の味覚は、人の血液中に含まれる4つの物質「ブドウ糖・塩化ナトリウム・重炭酸ナトリウム・アデノシン三リン酸(ATP)」の味に反応することがわかった。

本研究によって、蚊に味覚があることが確認されたが、ここで2つの疑問が生じる。
1つ目の疑問としては、これらの4つの物質の混合物が含まれる人間の血液は、人間の味覚では鉄臭い味だが、蚊の味覚ではどのような味に感じているのか
2つ目の疑問としては、蚊にとって、一部の人々の血は他の人々よりも本当に「おいしい」のだろうか?

これらの問いに対して、研究チームは、人間の感覚に例えると恐らくそれは「少し塩辛くて少し甘い」。さらに、「私たちは皆、蚊にとって十分に美味しい」とコメントしている。

メスの蚊は、お腹の子供へ栄養を分け与えるために、人から血液を盗んで食べるだけなら少し同情できるが、
食事中に針から体内へ唾を吐き捨てて、人に耐え難いかゆみを生じさせる。

さらに、蚊は人を刺すことで、マラリア・デング熱・黄熱病などの病気を蔓延させ、世界中で毎年50万人以上の人を殺している。

そのうえ、今回の研究で、蚊は人の血液を「味わって美味しく頂いている」ことが判明した
「少し塩辛くて少し甘い」とか、みたらし団子や塩キャラメルみたいなスイーツ感覚で楽しんでいるのか?

もはや、傷害・快楽殺人の蚊に「情状酌量の余地は無い」。
来夏に見かけたら、即刻で死刑に処す(容赦なく潰す!)。

なお、蚊を絶滅させる方法については、当サイトのこちらの記事も参照のこと。

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