Health and Medical(健康・医療)

人間の脳は、35歳でピークに達することが判明

ドイツ・フランス・オランダの研究チームは、人間の脳(認知能力)が年齢とともにどのように変化するかを調査した。
なお、「認知能力」とは、記憶・思考・判断・理解・計算・学習といった知的機能の総称をいう。

調査結果は、10月19日にPNAS(Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)に掲載された。

具体的な調査方法としては、過去125年(1890~2014年)に行われた2万4千回を超えるプロのチェスゲームで160万を超える動きを分析した。

そして、各プレイヤーのパフォーマンスを測定するために、各年齢のプレーヤーが行った各動きを、コンピューターのチェスエンジンが推奨する「理想的な動き」と比較し、人間の脳が年齢とともにどのように変化するかを調べた。

その結果、人間の認知能力に「こぶ状の曲線」を発見した
すなわち、人間の認知能力は、20歳まで急激に増加し、35歳でピークに達し、45歳以降で徐々に低下することを発見した。

さらに、研究チームは、1890年以来のわずか1世紀の間で、人間の認知能力が顕著に向上していることも発見した。
具体的には、20歳未満のパフォーマンスが特に向上しているとのこと。

この理由について、「近年のチェスエンジンとオンラインプレイの機会の出現により、若い段階でチェスの知識とトレーニングを積み上げることができる環境が起因しているのではないか」と研究チームは推測している。

何か難関な資格やスキルを習得するときは、35歳ぐらいまでに習得しておいた方が難易度は下がりそうだ。

また、環境的な影響もあるのだろうが、わずか約100年の間で人間の脳が進化していることも驚きだ

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