スイスを拠点とする企業Morphotonixは、食品添加物を使用せずにホログラフィックデザインをチョコレートに刻印する方法を開発した。
つまり、チョコレートを左右に傾けると、チョコレートの表面にある虹色の模様が動いてきらめくホログラムだ。
通常、ホログラムはアルミニウムなどの平らな金属表面にレーザープリントされる。
しかし、アルミニウムが張りついたチョコレートはあまり食欲をそそらない。
そこで、菓子職人は、光を散乱させる微細な凹凸のある微細構造がある型(ホログラムのある型)へ、チョコレートを注いだ。
すると、光を散乱させる微細な表面構造がチョコレートの表面に転写されて同様の効果を生み出す。
このため、味は普通のチョコレートと全く同じだ。
具体的なレシピと調理法は、以下のシェフがYouTube動画で公開されている。
豆腐、飴細工やカレーのルーなどにも応用できそうな技術だ。
珍しい贈り物として、喜ばれるかもしれない。