Health and Medical(健康・医療)

14歳の少女がCOVID-19を無力化する可能性のある化合物を発見

テキサス州フリスコ出身の14歳の少女であるAnika Chebrolu(アニカ チョブロル)は、インフルエンザウイルスに選択的に結合して阻害する薬剤候補を研究していた。
そして、彼女は、米国を拠点とする中学生向けの科学コンテストである3M Young Scientist Challengeに応募した。
以下のYouTube動画は、彼女がコンテストに応募した時のエントリービデオだ。

Movir by YouTube (Anika Chebrolu)


しかしその後、アメリカでCOVID-19のパンデミックが生じて犠牲が拡大し続ける中、彼女は研究をCOVID-19へ方向転換した。
具体的には、COVID-19のSARS-CoV-2スパイクタンパク質にしっかりと結合する化合物を研究した。

このスパイクタンパク質は、コロナウイルスの表面から突き出ており、ヒトの細胞に接触して感染を引き起こす原因構造である。
理論的には、このスパイクタンパク質を化合物(薬剤)で無効化することで、コロナウイルスが細胞に感染するのを防ぐことができる。
すなわち、COVID-19を無力化する治療薬を作製することが可能になる。

彼女は、6億9800万を超える化合物のデータベースを検索し、コンピューターモデリングを使用してスクリーニングにかけ、それらの結合能力、分子構造、および人体でどのように分解するか、細胞に毒性があるかどうかなどの特性を調査した。
そして、彼女は、コロナウイルス(SARS-CoV-2)のスパイクタンパク質に結合して細胞に感染しないようにすることができる1つの化合物を発見した。

その結果、彼女は、コンテストで優勝し、賞金25,000ドル(約260万円)を獲得した。

Image Credit : 3M

コンテストのウェブサイトによると、彼女は15年以内に医学研究者および教授になりたいと語っている。

なお、彼女は最初にコンテストに提出したインフルエンザの研究も完了させている。

世の中には、「天才」がいるものだ。

一刻も早く、彼女の発見した化合物を基にした治療薬の開発・実用化に期待したい。

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