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MITが次世代のコロナ対策用マスクを発表

新型コロナウイルスは、世界中でパンデミックを引き起こしている。
日本経済新聞の最新情報によると、執筆時点で、世界の感染者4144万人・死者113万人を越え、収束の見通しは未だに立っていない。

このため、マスク着用の義務化の動きは、世界中で加速している(例、イタリア、フランス、ドイツ、韓国、米国一部など)。

マスク着用について、10月21日の東京大学による最新発表によると、
マスク着用によるコロナウイルスの吸い込み量は、マスク無しと比べて、布マスクは60-80%に抑えられ、N95マスクで10~20%まで抑えられることがわかった。

しかし同時に、残念ながら、マスク単体ではウイルスの吸い込みを完全には防ぐことができない(100%の安全を確保できない)ことも発表している。

一方で、偶然にも10月21日の同日、このような状況に光を射すかもしれない、次世代のマスクが発表された。
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、次世代の医療用マスクを大学の公式HPに掲載した。

それは、「熱を使用してウイルスを不活化するマスク」だ。

次世代のコロナ対策用マスク
Image Credit : MIT

研究チームは、マスクの素材に銅メッシュ(厚さ0.1mmの銅の網)を使用し、いくつかの数学的モデリングを実行して、コロナウイルスを殺すため必要な最適な温度範囲を導き出した。

その結果、このマスクの大きさに応じて、約90℃の温度でコロナウイルスの粒子を1000分の1から100万分の1に削減できることを発見した。

このマスクは、バッテリーで動作し、銅メッシュに電流を流すことによって温度90℃に加熱し、吸入する前に空気を冷却を行うとのこと。

さらに、息を吸ったり吐いたりすることで空気の流れが起きて、ウイルスが加熱された銅メッシュを何度も通過できるようになり、ウイルスを非活性化する可能性が高まるとのこと。

また、この加熱マスクのもう1つの利点として、マスク自体がウイルスを殺すため、消毒や廃棄の必要が無い(再利用可能)ということも挙げられる。

通常の布マスクと隙間無く重ねて着用すれば、感染予防効果のさらなる向上も期待できそうだ。

あるいは、N95マスクの表面にフィットするような形状で製品化してくれると、医療従事者の安全をさらに確保できる技術だ。

何よりも、これからの冬に暖かそう

一刻も早い製品化・量産化に期待したい。

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